購入

笑ったりぐっときたり、


自費出版に加筆訂正したもの。

ヨシタケさんの趣味は「メモ」。
気持ちの断片がちいさい絵と短い言葉で記録されています。

趣味というか、ライフワークというか、業(ゴウ)?


裏表紙のあらすじを読むと


埃と汗と血の匂い濃いめな
濃厚エロス&バイオレンスなの?
中上健次花村萬月
いや、九州だし『青春の門」?
(どれもなんとなくイメージ)
ってかんじですがそうでもない。
もっとあっさりしてる。


でもこれ、三池さんが映画化したらいいかんじかも?



ファンなのです。
「香港ラプソディー」という宮本亜門演出の舞台で
あまりにも格好よくて吃驚しました。
それ以来好きです。


ミュージカルはそれほど好きではないのですが
亜門の「アイ・ガッタ・マーマン」がものすごくよかったので
東京に行ったときに観たんですね。
亜門作品てことで。


オペラ形式のミュージカルで台詞が一個もない。
(台詞が全部、歌になってる)
当然ほかのキャストは歌手が多かった。
たしか相手役はマリーン。
マリーンの父が尾藤イサオ
なんで伊原さんが主演だったんだろう?
謎です。
(歌が下手だったわけではないけど、すごく上手くもなかった)
あ、尾藤イサオも素敵でした。


でも舞台で立ち姿があんなに格好いい男性は衝撃でした。
それまで彼の顔と背の高いことは知っていて
「いはらつよし?」「いはらたけし?」くらいの認識だったのに。


この本はblogをまとめたものです。
blogは全部は読んでなかったのですが
まとめて読めてよかった。
伊原さん、素敵です。
つねに真摯な姿勢が格好いい。


「香港ラプソディー」の舞台に立ちながら
アルマーニできめた香港マフィアのボス役)
毎日お好み焼きの仕込みをしてたとは!


もっともっと活躍していいひとだよねえ。
(演技もいつも素晴らしいと思うのですが)


格好いいとか素敵とかそんなことしかいえませんが。


ただし
タイトルの「候う」が気になる。
「候」でよくない?
送りがなの「う」、どうして入れたんだろ?



初・童門冬二(どうもん・ふゆじ)。


著者は新撰組の著作も多く造詣も深い方。
が、私にはどうも合いませんでした。
ごめんなさい。


近藤、土方が文盲。
女性の隊士もいる。
まんがやコメディならぜんぜん構わない設定なんですけどね。
主役は創作と思われる隊士(監察。山崎の先輩で新撰組創立メンバーとなる)でモテモテの元同心。
新撰組が京都にできてから池田屋事件、山南脱走発覚まで。