借り

• 木々『BLUE PRISONER（ブループリズナー）』（ソニーマガジンズ　バーズコミックスデラックス）

ブループリズナー (バーズコミックスデラックス)

初・木々。
可愛らしい絵柄とお話。
近未来SF。サイボーグ、超能力、美少年友情もの。

清水玲子っぽい絵と思ったけどむしろ成田美名子っぽい？
いまの絵はまた違いますが。

コミックバーズって幻冬舎の前はソニーマガジンズから出ていたんですか？
知らなかった。
そして木々はキキって読むんですね。
知らなかった。
LaLa出身なのも知らなかった。
なんとなく新書館あたりかと思ってた。

1997から2000年にLaLa発表なのに
2000年にソニーマガジンズからコミックスが出て
2002年に幻冬舎から出てる。
数奇な運命を辿る作品ですな。

• 西谷祥子『気が違い荘の住人達』（白泉社　花とゆめコミックス）

（はまぞうにありませんでした！タイトルがまずいのか？）

私が子どもの頃にはすでに大御所でした。西谷祥子。
いまは白泉社文庫で復刻版が出てますがこの作品はアマゾンにはないようです。
出品してる人もいない。

中編3編収録。
これもLaLaなんですね。
LaLaのイメージがあまりない作家なのですが。

とくに「宇宙少女ポピー」がよかった。
タイトルは楽しげですが怖い話です。
（異星の生物との接近遭遇をテーマにしたシリアスSF）

セクシィで華やかな外国を舞台にしたラブコメと
『レモンとサクランボ』（日本の少女の友情もの）のイメージだったので
SFはとても意外でした。