歳時記

二週間も書いてなかったのか。

歳時記、昔から欲しいとは思っていたが、俳句をつくったり読んだりする習慣もなく一冊も買ったことはなかった。

さっき買ったの。三冊も。保育社カラーブックスの古本、各250円で安かったので。
あの薄い地味な緑の背表紙と裏表紙、なみなみのビニールカヴァー。好きだ。

『俳句歳時記 生活 春夏』
『俳句歳時記 生活 秋冬』
『俳句歳時記 植物 秋』
写真がいっぱいで判りやすい。
寺田寅彦は「歳時記は日本人の感覚のインデックスである」と言った。
(生活編 秋冬の「はじめに」。編者・楠本憲吉の文章より)
でも貧しくなってるかも。日本人の感覚って。
もっと大雑把だ。(それは私か)

この本が出た昭和51、52年の時点で現代生活に生きている言葉のみを取り上げたそうだ。
いまはなくなった言葉や風物も多い。
新しい言葉もいっぱい季語になっているのかな。
スキーやスケートが冬の季語なら多分スノボも。

判らない季語もいっぱいある。
鯛焼きが冬の季語なのはなんとなくいいとして、ホットケーキも?